<建国60年>害虫まで!?国慶節の安全を確保せよ!治安維持に威信かける中国政府―豪紙

Record China    2009年9月14日(月) 1時6分

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10日、建国60周年を迎えようとしている中国の首都・北京市では厳重な警戒態勢が敷かれていると豪紙が報じた。写真は国慶節に盛大な軍事パレードが予定されている長安街。

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2009年9月11日、新華網によると、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは10日、建国60周年を迎えようとしている中国の首都・北京市では厳重な警戒態勢が敷かれていると報じた。

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北京市のメインストリート・長安街に面した各高級ホテルは国慶節(10月1日)をはさんだ3日間、通常営業を行うことができない。長安街では毎年、国慶節に盛大な軍事パレードが開催されるからだ。「新聞大廈酒店」では9月29日から10月2日まで中国政府が招待するVIPのための予約ですでに満室。北京飯店や建国飯店、中国大酒店なども、長安街に面した部屋はすべて満室だという。長安街周辺は国慶節当日には完全に封鎖され、そこに住んでいる市民以外は一歩も足を踏み入れることができない。また長安街を見下ろせるマンションに住む住民は、国慶節期間中に客を迎えてはならないし、長安街側のベランダに出ることも、窓を開けることも許されないという。

国慶節期間中、7省区市は連携して出稼ぎ農民の北京市への流入を規制する。北京市に通じる全ての道路に検問所を設けて、不審人物が入り込まぬよう厳しいチェックを行うという。さらに天安門広場周辺では現在「害虫撲滅電撃作戦」を展開している。中国政府はまさに「虫1匹入り込む余地がない」ほどの万全の態勢を敷き、各国要人を迎える構えだ。(翻訳・編集/本郷)

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