<横顔>やはり偉大!30年にわたり正統派アイドルを貫いた中国語圏の星―アンディ・ラウ

Record China    2009年9月13日(日) 14時54分

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好き、嫌いを論じる以前に、誰もがその偉大さを認めざるを得ない―香港出身の俳優兼歌手、アンディ・ラウは、中国語圏において知らぬ者はいないほどの大御所芸能人である。その30年の軌跡を振り返ってみよう。

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好き、嫌いを論じる以前に、誰もがその偉大さを認めざるを得ない―香港出身の俳優兼歌手、アンディ・ラウ(劉徳華)は、中国語圏において知らぬ人はいないほどの大御所芸能人であり、デビューから約30年に渡るキャリアにおいて、品行方正なアイドルの座を貫いてきた大スターである。そのクリーンなイメージは、先月末の「極秘入籍発覚事件」によってもろくも崩れ去ったかに見える。しかし、ここで今一度アンディの軌跡を振り返ってみれば、やはりその功績が多大なものであることが再認識できるだろう。

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今から48年前、香港郊外の貧困家庭に生まれたアンディは、6人兄弟という大所帯を支えるため、幼少時から働きながら学校へ通うような苦労の時代を過ごしてきた。高校卒業後、地元TV局の芸能人養成班に所属し、81年にTVドラマ出演を果たすと、スターへの道のりが始まった。83年には局を代表する5大新人「無線五虎将」に選出される。このメンバーには、現在の実力派俳優トニー・レオン(梁朝偉)も含まれていた。続いて85年に歌手デビュー。アンディは俳優と歌手のどちらをもこなすスーパースターとしてのキャリアをスタートした。91年、アイドル全盛期に湧く香港で、地元メディアが最も人気のある4人の男性歌手に「四大天王」との呼び名をつけると、アンディを含めた彼ら4人は、その後10年間の香港芸能界に名実ともに君臨するトップスターとなった。

歌手としてのアンディは、93年に地元ホンハム・スタジアムで初のソロ歌手公演をで実現。現在ではコンサートの殿堂となっており多くのスターが公演を夢見る場所である。100以上の受賞歴には、香港最大の音楽賞のひとつ「十大勁歌金曲頌奨典礼」で受賞した10回の最優秀男性歌手賞も含まれている。

日本では俳優としてのアンディがより知られている。出演本数が2000年に100本を超えたほどの精力的なキャリアを誇る。演技開眼は88年に出演したウォン・カーウァイ監督の「いますぐ抱きしめたい」。その後、「暗戦/デッドエンド(99年)」と「マッスルモンク(03年)」で 「香港のアカデミー賞」香港電影金像奨の最優秀主演男優賞を、「プロテージ/偽りの絆(07年)」で最優秀助演男優賞を獲得している。

香港特区政府の「Justice of Peace(政府が任命する民間人の保安責任者)」を務めるなど、優等生でクリーンなイメージだが、実は悪役での演技が光る。「インファナル・アフェア(02年)」で演じた偽りの人生を生きる暴力団組員や、「プロテージ/偽りの絆(07年)」で演じた麻薬密売組織のトップなど、ゾクっとするような迫力を見せる。

そんなアンディは現在、2人の巨匠とタッグを組んだ新作を2本撮影中である。1本はツイ・ハーク(徐克)監督の「狄仁傑之通天帝国」、もう1本はバリー・ウォン(王晶)監督の「未来警察」。香港映画の黄金期を彷彿とさせる珠玉のメンツが揃い、期待も高まる。

●アンディ・ラウ(劉徳華)

1961年9月27日、香港生まれ。俳優、歌手。81年、香港地元TV局・無線電視(TVB)の専属タレントとしてドラマでデビュー。82年に銀幕、85年に歌手デビュー。身長174cm、体重64kg。愛称は「華仔(ワーチャイ)」。香港を代表する男性歌手「四大天王」の1人。中でも俳優業に突出しているとして、「影藝大王」「影帝」(いずれも「映画の王」の意味)の称号を持つ。中国語圏を代表するスターの中のスター。これまでの出演映画は130本以上、リリースしたアルバムも数十枚に及ぶ。プライベートでは、08年に24年間の交際を経た恋人と入籍した。本文中で触れた以外の出演映画の代表作は、「ゴッド・ギャンブラー(89年)」「アンディ・ラウの逃避行(90年)」「欲望の翼(90年)」「フル・スロットル(95年)」「上海グランド(96年)」「LOVERS(04年)」など。最新作は中国建国60周年記念映画「建国大業」。(翻訳・編集/愛玉)

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