中国側「近海での偵察活動中止を」申し入れ、米海軍が拒絶―中国紙

Record China    2009年9月8日(火) 11時28分

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2009年9月6日、国際先駆導報は、中国近海での偵察行動を中止するよう求めた中国の申し入れを米国が拒絶したと報じた。最近、南シナ海では米調査船を中国艦艇が妨害する事件が相次いでいる。写真は中国のミサイル駆逐艦・深セン号。

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2009年9月6日、国際先駆導報は、中国近海での偵察行動を中止するよう求めた中国の申し入れを米国が拒絶したと報じた。

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8月26〜27日の2日間、北京市で米中両国の海上安全に関する国防当局者協議が開催された。最近、南シナ海では米調査船の活動を中国艦艇が妨害する事件が相次いでいるが、中国側は偵察行動を取りやめるよう求めている。

この申し入れに対し、米国は「米中の海上軍事安全協議体制を通じ、両国艦艇の安全を確保する有効な方法を模索していきたい」と返答するにとどまった。海外メディアは「実質的に米国は申し入れを拒絶した」と分析している。

中国の著名軍事専門家・載旭(ザイ・シュー)氏は同紙の取材に答え、「中国側の態度は明白。米国は申し入れを拒絶するならば、その結果に責任を負うべきだ」と主張、米国側は無条件で偵察行動中止を受け入れるべきだとの見方を示した。申し入れに従わなかった場合、人民解放軍海軍は警告を発した後に追い払う、と段階を踏んだ対策を採り、最終的には包囲・撃沈という手法も考えられると話している。(翻訳・編集/KT)

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