<調査>46%のドライバーが飲酒運転を経験―中国

Record China    2009年9月8日(火) 9時1分

拡大

7日、工人日報によると、中国のドライバーのうち46.1%が飲酒運転を経験したことがあるという。写真は中国の飲酒運転撲滅キャンペーン。

(1 / 3 枚)

2009年9月7日、工人日報によると、中国公安部が8月15日から2か月間、飲酒運転の徹底取り締まりキャンペーンを展開しているが、中国各地ですでに数万人が摘発されているという。

その他の写真

ある調査によると、46.1%のドライバーが飲酒運転を経験したことがあるという。また、同調査によると、飲酒運転による交通事故の、交通事故全体に占める割合が53.8%に上っている。

同調査で「飲酒量は多くない(から運転しても大丈夫)」「(飲酒運転が)見つかることはない」と答えた人は61%に上った。その他に、54.8%が「飲酒運転に対する罰則は軽い」と答え、4%が「何度もアルコール検査を受けたことがある」、61.5%が「アルコール検査は1度も受けたことがない」と答えた。

同紙は、工業文明は人類に自動車という生活スタイルをもたらしたが、中国はその工業文明の背後にある社会文明までは取り入れたわけではなく、それが飲酒運転などの現象の蔓延を招いていると指摘した。

同紙によると、違反の代価が安いことが、飲酒運転が一向に減らない原因だとみられている。飲酒運転がみつかっても、1か月以上3か月以下の免許停止、200元以上500元以下(約2700〜6800円)の罰金と6点の減点で済む。また、食事の席で酒を飲まなければ礼儀に反するなどの中国の酒文化も、飲酒運転の根絶を難しくしている、とも指摘した。(翻訳・編集/津野尾)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携