動物保護なんて関係ねえ?!空港職員がバードストライク防止に鳥を射殺―浙江省寧波市

Record China    2009年8月27日(木) 11時17分

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09年8月、浙江省寧波市の空港で鳥を駆除するために実弾が使われていたとの暴露がネット掲示板に書き込まれた。残酷だとネットユーザーの批判を集めている。写真はシラサギ。

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2009年8月、浙江省寧波市の空港で鳥を駆除するために銃が使われていたとの暴露がネット掲示板に書き込まれた。残酷すぎるとネットユーザーの批判を集めている。25日、浙江在線が伝えた。

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問題の書き込みは「残酷!寧波櫟社国際空港従業員がシラサギを射殺」というタイトル。作者は仕事に向かう途中、朝6時ごろに空港従業員が銃でシラサギを撃っている光景を目撃したという。

バードストライクとよばれる、鳥と飛行機の衝突事故は中国のみならず世界中の空港で深刻な問題となっている。しかし威嚇や電気を流した網を用いて鳥を殺さないように配慮するのが通常で、短絡的に射殺するのはあまりにも残酷だと批判が起きている。各地ではさまざまな試みが行われており猛禽類を使って追い払うといったユニークな方法があるほか、上海浦東空港では空港付近に鳥の生息に適した場所をつくり鳥をそちらに誘導するといった試みが行われているという。

ネットユーザーの批判に、寧波櫟社国際空港は以前は空砲を使って追い払っていたが、学習した鳥が音を恐れなくなったために銃を使用したと弁明、乗客の命が最優先だと話している。(翻訳・編集/KT)

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