2009年8月23日、第12回世界陸上選手権ベルリン大会最終日となったこの日、女子マラソンが行われた。中国の白雪（バイ・シュエ）選手が日本の尾崎好美選手を振り切り優勝した。網易が伝えた。

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中国勢の女子マラソン金メダルは五輪、世界陸上を通じて初の快挙となった。序盤からトップ集団に位置した白雪選手は最後の最後まで日本の尾崎選手とデッドヒートを繰り広げたが、2時間25分15秒の成績で優勝した。2位は尾崎選手でトップとの差は10秒だった。3位はエチオピアのメルギア選手。4位、5位には中国の周春秀（ジョウ・チュンシウ）選手、朱暁琳（ジュー・シアオリン）選手が入った。

白雪選手はまだ20歳の若さながら、14歳の初マラソン以来すでに10回もの出場歴を持つ。その経験を遺憾なく発揮、ラスト1kmのスパートで尾崎選手を引き離した。「次の目標はロンドン五輪の金メダル」と宣言した白雪選手、中国陸上界に新たなスターが誕生した。（翻訳・編集/KT）