「日本経済のカギ」は中国が握る=GDPプラス転換は対中輸出増のおかげ―韓国紙

Record China    2009年8月19日(水) 13時34分

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18日、韓国紙は「日本の輸出がプラス成長に転じたのは対中輸出が増加したおかげ」と題した記事を掲載した。写真は神戸港。

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2009年8月18日、韓国紙・朝鮮日報は「日本の輸出がプラス成長に転じたのは対中輸出が増加したおかげ」と題した記事を掲載した。中国紙・環球時報が伝えた。

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記事はまず、日本の輸出の玄関口である大阪港と神戸港を比較。対中輸出の拠点である大阪港は3月に底を打ち増加傾向に転じたが、対米輸出拠点である神戸港は低迷状態のままであることから、中国経済が日本経済を牽引していると指摘した。

内閣府が17日に発表した09年4月−6月期の実質国内総生産(GDP)の速報値は前期比0.9%増で、5期ぶりにプラス成長に転じた。外需の寄与度が大きく、内需のマイナスを補った形だ。日本メディアは「中国の景気対策の効果が発揮し始めたおかげ」と報道。昨年秋の金融危機以降、日本経済の支えは米国から中国に移行したと指摘された。

日本銀行(中央銀行)の白川方明総裁は11日の記者会見で「(日本経済にとって)アジア中心の成長が重要さを増している」と述べた。日本メディアはこれを「今後は中国を中心とするアジア経済が日本経済のカギを握るようになると示唆する発言」と報じている。日本経済の最大の弱点とされる内需は依然伸び悩んでおり、第2四半期の個人消費は0.8%増だったが、企業設備投資は4.3%減となっている。(翻訳・編集/NN)

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