スタバの後継は「暴利ラーメン」!故宮のレストラン、批判受け営業中止に―北京市

Record China    2009年8月16日(日) 14時35分

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14日、北京市故宮博物院に開業したばかりのレストランの営業が中止された。ラーメン一杯が30元(約420円)の高値と批判されたことが影響したものと見られる。写真は営業中止となったレストラン。

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2009年8月14日、北京市故宮博物院に開業したばかりのレストランの営業が中止された。レストラン関係者はもともと試験営業だったためと話しているが、ラーメン一杯が30元(約420円)と暴利だと批判されたことが影響したものと見られる。15日、北京晨報が伝えた。

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8月6日、故宮博物院内にショッピングセンターがオープンした。8日にはレストランも開業したが、ラーメン一杯30元という高値に、空港と同じで独占による不当な値段だと批判が高まった。かつて院内にオープンしていた米カフェチェーン・スターバックスの店舗は「故宮の文化を損なう」との反対キャンペーンによって撤去されただけに、「その後にやって来たのは一杯30元のラーメンだった」とやゆする声も聞かれていた。

14日、開業からちょうど一週間となったこの日、ラーメンを提供していたレストラン関係者は記者の取材に、「もともと試験営業だったので……」と説明している。ちなみに向かいにある別のレストランは営業中で客でいっぱいだった。こちらでは30元前後の価格で炒め物を載せたどんぶりを提供している。

批判が集まった故宮のレストランだが、一部では「故宮でご飯が食べられる」と人気を集めているもよう。値段や味に関しても「あんまり期待できないけど、皇帝の居城でご飯が食べられるんだから」と寛容な態度を見せている。(翻訳・編集/KT)

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