2009年8月12日、中国メディアが実施した調査で、「最近の男性は女性化している」と感じている人が半数以上に上ることが分かった。生命時報が伝えた。

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調査は生命時報と中国共産党機関紙・人民日報系国際紙の環球時報（電子版）、大手ポータルサイト・新浪ネットが共同で行った。それによると、最近の男性は「か弱くなった」と感じている人は67．9％、「腰抜けになった」は57．9％で、「外見が中性化してきた」は84．3％に達した。「女性より仕事ができる」はわずか40．2％で、「たくましい」は20％にも満たなかった。

台湾中央大学性別研究室（セクシュアリティ研究室）の何春ルイ（ホー・チュンルイ）教授によれば、特に中産階級の男性に「女性化」の傾向が目立つ。彼らは女性を惹きつける武器である知性、社会的地位、経済力を兼ね備えており、セックスアピールに頼る必要がない。逆に低所得層の男性にとっては、相変わらずそれが唯一の武器だという。

日本でも「草食系男子」が脚光を浴びているが、中国でも最近は20代〜30代を中心にエステに通う男性が増えているという。記事は外見に気を遣い女性にもめっぽう優しい男性が増える一方で、責任感や包容力のある男らしい男性はどんどん減りつつあると指摘した。（翻訳・編集/NN）