世界中で中国語ブーム、学習者は4000万人近くに―中国メディア

Record China    2009年8月6日(木) 16時1分

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3日、中国の経済発展と国際的な地位向上に伴い、世界中で「中国語ブーム」が沸き起こっていると中国メディアが報じた。中国語を学ぶ外国人の数は全世界で4000万人近くに上るという。写真は05年8月、北京の中央民族大学で中国語や中国文化を学ぶ英国人留学生。

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2009年8月3日、国営新華社通信によれば、中国の経済発展と国際的な地位向上に伴い、世界中で「中国語ブーム」が沸き起こっている。中国語を学ぶ外国人の数は全世界で4000万人近くに上るという。

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広西チワン族自治区桂林市で1日から4日まで開催された第7回「国際中国語教育学術フォーラム」(広西師範大学主催、米エール大学共催)によると、世界100カ国・地域の2500余りの大学で中国語教育が行われている。米国で中国語の授業を行っている学校は約600校。欧州でも同様の中国語ブームが起こっており、英国では中学校における中国語学習に関する要綱がまとめられた。日本の中国語学習者は200万人を突破。韓国では国内すべての大学で中国語の授業が行われている。インドネシアでは中学校1000校で中国語の授業が行われ、タイではすでに日本語以上に人気の外国語となっている。

だが、北京語言大学の姜麗萍(ジアン・リーピン)教授によれば、各国で中国語教師やその国に見合った教材が不足している。そのため、中国政府は08年3月に新しい教材作りの指針を発表し、異なる国・地域、レベルに合った教材作りを進めている。また、中国に8カ所の「中国語教師養成拠点」を設け、各国から毎年多くの中国語教師を受け入れているという。(翻訳・編集/NN)

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