日本での中国人死刑囚の初死刑、「在日中国人に対する警告」―華字紙

Record China    2009年8月4日(火) 7時14分

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2日、日本の華字紙は中国人3人を殺害し、強盗殺人罪などに問われた中国籍の陳徳通死刑囚(41)が在日中国人として初めて死刑執行されたことを受け、「これは在日中国人に対する警告だ」と伝えた。写真は在日中国人が多く集まる東京・新大久保。

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2009年8月2日、日本の華字紙・日本新華僑報は99年に川崎市内のマンションで中国人3人を殺害し、強盗殺人罪などに問われた中国籍の陳徳通(チェン・ダートン)死刑囚(41)が在日中国人として初めて死刑執行されたことを受け、「これは在日中国人に対する警告だ」と論じた。

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それによると、戦後長い間、日本で在日外国人といえば韓国・北朝鮮の人を指していたが、法務省入国管理局が先月発表した08年末現在の外国人登録者数によると、中国が前年比8.0%増の65万5377人(全体の29.6%)で、韓国・北朝鮮58万9239人(同26.6%)を上回り、最も多かった。東京近郊だけで少なくとも35万人は滞在していると見られている。

だが記事は、数が増えればそれだけ素養の悪い人間も増え、凶悪犯罪を引き起こす者も現れたと紹介。加えて日本メディアが大げさに「中国人犯罪」を報じるため、日本人の中国人に対する見方が厳しくなっているとも指摘した。陳死刑囚は98年10月以降、東京およびその周辺で発生した25件の殺人、強姦、強盗事件に関与していた。

現在、日本で収監されている中国人死刑囚は4人。記事はごく一部の犯罪者のせいで大部分の真面目な在日中国人を否定することはできないとし、中国人のイメージを良くするためにも罪を犯した在日中国人が厳罰に処されるのは仕方のないことだと強調した。(翻訳・編集/NN)

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