次世代iPhone紛失の従業員が自殺=製造メーカー揺るがす大問題に―中国紙

Record China    2009年7月24日(金) 11時43分

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2009年7月23日、南方都市報は記事「専門家評:iPhone紛失自殺事件はフォックスコンの受注を失わせる可能性も」を掲載した。従業員の自殺事件は大手メーカーを揺るがす大事件へと発展している。写真は深セン市のフォックスコン工場。

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2009年7月23日、南方都市報は記事「専門家評:iPhone紛失自殺事件はフォックスコンの受注を失わせる可能性も」を掲載した。

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16日未明、台湾系大手のOEMメーカー・富士康(フォックスコン)に勤める孫丹勇(スン・ダンヨン)さんが広東省深セン市の自宅マンションから飛び降り自殺した。孫さんは会社から預かっていた第4世代iPhoneのサンプル機のうち1台を紛失したことで会社から取り調べを受けていたことが明らかとなっている。友人とのチャット記録には「(調査は)人生で最大の恥辱」と書いており、取り調べが自殺の引き金になった可能性が指摘されている。

22日、フォックスコンは南方都市報の取材に答え、「十数万人の雇用にかかわる問題であり、慎重な態度が必要だ」とコメントした。専門家によると、iPhoneは通常の携帯とは異なりその開発は徹底した秘密主義で行われているという。もし紛失したiPhoneが外部に流出したとすれば、フォックスコンの管理能力が問われる事態となり、アップル社が製造委託を取り消す可能性が高いと指摘している。(翻訳・編集/KT)

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