恐竜の卵?ただの石?通称「石タマゴ」の謎ときに680万円の懸賞金―貴州省

Record China    2009年7月25日(土) 18時15分

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21日、貴州省三都シュイ族自治県にある崖が、「タマゴを生む崖」として地元では長年の謎となっている。この10年間に、通称「石タマゴ」と呼ばれる楕円形のなめらかな石が5つも発見されているが、果たしてその正体は恐竜の化石?それともただの石ころ?

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2009年7月21日、貴州省三都シュイ族自治県にある崖が、「タマゴを生む崖」として地元では長年の謎となっている。この10年間に、通称「石タマゴ」と呼ばれる楕円形のなめらかな石が5つも発見されているが、果たしてその正体は何なのであろうか?チャイナフォトプレスの報道。

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この神秘的な崖が生み落としたかのようにポロっと現れる石タマゴは、ただの石ころなのか、それとも化石の類なのか?同県が属する黔南プイ族ミャオ族自治州政府は95年に北京で記者発表会を行い、この謎ときをしてくれる人物を大々的に募集した。懸賞金は世界一周旅行と10万元(約137万円)相当の宝石だったが、ついに謎は解けずじまい。

このほど、県観光局が再度、50万元(約684万円)の懸賞金を掲げた。石タマゴはきれいな楕円形を呈し、表面はなめらかで光沢があり、ずっしりと重く、風化の形跡もない。ある学者はこの石を、カンブリア紀の恐竜の卵の化石ではないかと推測した。県一帯はかつて深い海の底だった場所。タマゴに炭酸カルシウムを含んだ海底の泥が次第に付着し、次第に凝固して現在の石状になったのでは?との自説を展開する。

しかしこのような仮説も各方面の専門家らの支持を得るところまではいっておらず、謎解明への糸口はいまだみつかっていない。(翻訳・編集/愛玉)

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