巨大な需要見込める中国のゴルフ・マーケット、課題はコース整備に―米誌

Record China    2009年7月21日(火) 8時59分

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13日、中国は巨大な潜在的ゴルフ・マーケットだと米メディアが指摘した。写真は深セン市東部のゴルフ総合施設。

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2009年7月15日、環球時報によると、米・週刊誌「ゴルフウィーク」は13日、ゴルフ場設計士のブライアン・カーリー氏へのインタビュー記事を掲載し、中国は巨大な潜在的ゴルフ・マーケットだと指摘した。

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12のコースを備える深セン市の世界最大級のゴルフ総合施設「ミッションヒルズ・ゴルフクラブ」の存在がそれを物語っている。カーリー氏は、初心者のための施設の需要の急激な増加は、継続的な投資の重要性を示すものだ、と指摘する。仮に少なく見積もって2030年までに人口の0.1%がゴルフをするとしても(米国のゴルフ人口は10%だから米国の100分の1の計算)、130万人のゴルフ人口が生じることになる。つまり、20〜25年以内に現在の約300コースから1700コースにまで増やさなければ需要に追いつかない。

しかし同時に、ゴルフ場の開発にあたって問題も存在するという。「中国政府がゴルフ場開発の一時停止を命じていることがその1つで、地方政府の役人に働きかければ開発は可能になるが、開発の難しい土地が開発用地にあてがわれることは避けられない」と同氏。植林や芝生の整備に高いコストが必要になり、中国のゴルフ場の緑化コストは世界でも最も高い部類に入るようになるだろう、とみている。

ゴルフ場の開発は主に南部と大都市になるが、その他の地域も潜在的に大きな市場だ。「中国ではゴルフ・コミュニティーに住むことがステータスになっている」と同氏は言う。「それはビバリーヒルズに引っ越すのと同じ感覚だ」。(翻訳・編集/津野尾)

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