<在日中国人のブログ>同じ漢字圏でもこんなに違う!中国人と日本人の「贈り物の習慣」

Record China    2009年7月9日(木) 22時8分

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8日、中国と日本の「贈り物の習慣」の違いについて、在日中国人「唐辛子」さんがブログで紹介した。写真は中国の伝統行事、中秋節の贈り物。

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2009年7月8日、中国と日本の「贈り物の習慣」の違いについて、在日中国人「唐辛子」さんがブログで紹介した。

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日本にはお中元とお歳暮を贈る習慣があるが、中国にも中秋節(旧暦8月15日)と春節(旧正月)に贈り物する習慣がある。作者によれば、日本の場合は中国より実用的。漬物やラーメン、せっけんや洗剤など、作者にとっては一見贈り物にはどうかと思われるようなものも、綺麗な包装紙で包み、のし紙まで付ければ立派な贈り物となることに感嘆する。

季節の挨拶以外にも、日本人は中国人と同じように友人や家族の結婚、出産、引っ越しなどの際、現金や贈り物を贈るが、中国人と違うのは奇数を好むところ。中国人は偶数にこだわるから正反対だ。また、日本人は引っ越し先で必ず、「初めは地域の習慣に疎いと思いますが、よろしくお願いします」と粗品を持って隣近所を挨拶して回るが、中国人にこうした習慣はない。

最も大きな違いは贈り物に添える一言だ。中国人は「自分が一番良いと思うものを差し上げるのが礼儀」と考えるため、「これは私がわざわざあなたのために買ってきました。お店を何軒も回ってやっと見つけたんです」と大げさにアピールする。一方の日本人はたとえわざわざ買いに行ったものでも、「ついでの際に買ってきました。つまらないものですが」と謙虚に言うのだ。

これは日本人が小さい時から「他人に迷惑をかけてはいけない」と教えられているためだと作者。このことからも分かるように、同じ漢字圏の国でありながらも、中国と日本の違いは他にもまだたくさんあるはずだと指摘した。(翻訳・編集/NN)

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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