太陽光発電の普及へ、エネルギー消費大国・CO2排出大国の汚名払拭?―中国

Record China    2009年6月28日(日) 19時56分

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27日、世界最大の太陽電池パネル生産国としてここ数年、中国が太陽光発電の普及に力を入れている。写真は上海で生産されている太陽電池パネル。

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2009年6月27日、中国は最近数年、世界最大の太陽電池パネル生産国として、太陽光発電の普及に力を入れている。「網易探索」が伝えた。

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製造業大国として確固たる地位を確立した中国が、太陽光発電産業の巨大市場になるかもしれない――。こう予想するのは、太陽光発電の研究機関・独フラウンホーファー協会の幹部研究者だ。人口13億の中国が近い将来、米国を抜いて世界最大のエネルギー消費国にして世界最大の温室効果ガス排出国になる懸念もある。

現在中国は、再生可能なエネルギーへの転換を進めている。今年3月には、太陽光発電システムの設置を後押しする政策を打ち出しており、50万kW以上の発電システムに上限20元/Wの助成金を出すとしている。江蘇省はすでに、2011年までに260兆Wの太陽光発電システムを設置する計画を明らかにしている。

ある太陽光発電コンサルタントは、中国が今年設置する太陽光発電システムについて、昨年の40兆Wから150兆〜300兆Wに増加する可能性があるなどと予想しながら、「国内メーカーの生産能力には不安もあるが、中国はまさに今、太陽電池パネルの巨大市場へ向かう分岐点に立っていると確信している」と述べている。(翻訳・編集/SN)

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