2009年6月25日、東方体育日報はサッカー北朝鮮代表に関する記事を掲載した。鉄の精神に鍛え上げられた代表選手は笑うこともないようなまじめな印象を持たれているが、決してそんなことはないという。

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北朝鮮の選手はみな同じような顔にも思えるが、よく見るとみな独自の髪型で個性を主張している。練習を見れば冗談を言い合っていたり笑っていたりする姿が目につく。中国では北朝鮮人はまじめな田舎者といったイメージで見られているが、実情は大きく異なる。北朝鮮ではMP3プレイヤーは10人に1人が持つほど普及、経済条件がいい家庭だとDVDプレイヤーもあるという。またアジアで文化の発信地と言えば日韓が双璧だが、北朝鮮では中国文化が大流行。歌ではもはや古典ともいうべきテレサ・テンが大人気、一方ドラマでは今年公開された中国の人気ドラマ「潜伏」が大ヒット、若者たちの話題の的となっている。

今年初頭、雲南省で中国のクラブと北朝鮮ユースチームは練習試合を行ったが、印象的だったのは選手の半数が赤や黄色の鮮やかなスパイクを履いていたこと。記者は北朝鮮監督にその理由を聞いたところ、「しかたがない。格好いいからでしょう」と答えた。（翻訳・編集/KT）