アフリカでも続々開校する「孔子学院」、関係強化図る中国が14か国に21校―香港紙

Record China    2009年6月23日(火) 15時47分

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18日、中国の文化や語学を教える「孔子学院」は現在アフリカ14か国で21校開校。長期にわたる戦いで荒れ果てた人々の心は、平和を説く孔子の思想を必要としているのだろうか?写真は北京の小学校で学ぶアフリカの子ども。

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2009年6月18日、香港紙「文匯報」は中国とアフリカ諸国との関係強化の一環として、中国の文化や語学を教える「孔子学院」が現在アフリカ14か国で21校開校していると報じた。

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アフリカ各国と中国は、2004年を「中国アフリカ文化年」として、互いの芸術と文化の使節団を定期的に派遣しあうことを約束。2005年12月までに65の文化協議と151の文化交流が行われた。同じく2005年12月に、アフリカ大陸初の「孔子学院」(中国政府が各国の大学などと提携して設立する中国語教育機関)がケニアの首都ナイロビに開校。2006年4月、ナイロビを訪れた中国の胡錦濤国家主席は孔子学院の学生や教師らと会見し、彼らを励ました。

ナイロビ大学3回生のスーザンは孔子学院で学ぶ学生の1人。彼女は「孔子学院は中国の特色ある文化を大切にしていて、とても興味深い。特に中国の儒家思想は戦火で祖国を破壊された若者たちに仁愛精神を説き、終わりのない復讐を繰り返す人々に歩むべき道を指し示してくれる」と話す。さらに「孔子の説く『三綱五常』はアフリカ社会に安定と平和をもたらす」と彼女は力強く語った。(翻訳・編集/本郷)

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