狂犬病被害が深刻につき、すべての犬を殺処分=市が正式発表―陝西省漢中市

Record China    2009年6月13日(土) 14時23分

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12日、陝西省漢中市で同日までに7000人以上が野犬に噛まれ、12人が死亡したことを受け、市政府は引き続き指定範囲内のすべての犬を殺処分にすると発表した。写真は同市での犬の撲殺・捕獲の様子。

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2009年6月12日、陝西省漢中市で同日までに7000人以上が野犬に噛まれ、12人が死亡したことを受け、市政府は引き続き指定範囲内のすべての犬を殺処分にすると発表した。中国広播網が伝えた。

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現在、市内の洋県、南鄭県、城固県など4県11村が「狂犬病疫病区」に指定されている。漢中市農業局畜牧科の史瑞華(シー・ルイホア)科長は、被害が深刻であること、動物防疫部門が71匹に対して行った唾液検査で狂犬病陽性反応が18%に達したこと、狂犬病の毒性が強く、人命に関わることを説明した。

漢中市に生存する犬の数は38万匹以上。上記のデータに基づけば、少なくとも7万匹が狂犬病にかかっていると思われる。動物防疫法と国際的慣例に則り、「狂犬病疫病区」を中心として3〜5kmの範囲内の犬を全て殺処分にすると発表した。殺処分が批判を受けていることを受け、史科長は市民の理解不足を指摘。ペットとして可愛がっている犬が殺処分になることについて市民の反発は強いが、いかなる批判があっても市民の安全のためペット犬、野犬の殺処分を断行すると述べた。(翻訳・編集/中原)

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