大学から親に成績表郵送、世代交代した新旧中国人留学生の違いとは―日本

Record China    2009年6月1日(月) 18時42分

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5月31日、日本の華字紙「日本新華僑報」は、日本が中国からの留学生を受け入れ始めた80年代から20年余りが経ち、留学生もすっかり世代交代したと伝えた。写真は渋谷・原宿。

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2009年5月31日、日本の華字紙「日本新華僑報」は、日本が中国からの留学生を受け入れ始めた80年代から20年余りが経ち、留学生もすっかり世代交代したと伝えた。

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1988年に日本へ留学したある男性は「時代が変わり、留学生の待遇も様変わりした」と話す。男性の息子は現在、日本のある国立大学で学んでいるが、何かあれば学校側からすぐに連絡が来るし、成績表も郵送してくる。便利にはなったが、息子が通っているのは大学ではなく小学校か中学校のような錯覚を覚えるという。

こうした違和感は、旧世代の留学生の多くが感じているという。当時は何かあっても国際電話1本かけることすら大変だったが、現在は留学生を取りまく環境も大きく変わった。少子化により、日本の大学は如何に学生を確保するかが重要な課題となっている。留年や中途退学を防ぐために、様々な対策、サービスが行われており、自分の子供の成績が知りたい父兄が増えたことで、成績表の郵送サービスを行う大学も増えた。しかし、学生の成長、自主性を養うという点ではマイナスなのではないか、という見方もある。

その一方で、留学生の間からは「自分が頑張っていることが両親にもよく分かってもらえると思うと、もっと頑張ろうという気になれる」という意見も出ている。(翻訳・編集/岡田)

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