二代目は辛いよ?!富裕層子弟の台頭とその悩み―中国

Record China    2009年6月4日(木) 16時9分

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2009年5月31日、人民日報海外版は記事「頭角を現す、留学帰りの金持ち子弟:成功者になるか、どら息子と呼ばれるか?」を掲載した。写真は四川省成都市のボディガード学校。富裕層の子弟が護衛に雇うケースもある。

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2009年5月31日、人民日報海外版は記事「頭角を現す、留学帰りの金持ち子弟:成功者になるか、どら息子と呼ばれるか?」を掲載した。

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中国では改革開放以後、多くの富裕層が誕生したが、今やその子弟が頭角を現しつつある。多くは80年代生まれ。海外の有名校で教育を受け国際的な視野を備えた富裕層の二代目は、両親の事業や資金の支援も得て、極めて恵まれた立場にある。

誰もがうらやむ環境だが、本人たちには一般市民とはまた異なるプレッシャーがあるという。「創業は難しく、守業はさらに難しい」と言われる通り、事業に失敗するどころか、両親ほどの成功を収められなかっただけで「どら息子」とさげすまれてしまう。また中国の経営者、富裕層は伝統的な加工業など労働集約産業で身を立てた人が多いが、海外で新たな知識を手に入れた二代目とは意見の衝突も多い。知識はあっても経験と信用に欠ける子弟たちが自分の意見を通すことは、決してたやすいことではない。

表舞台に登場しつつある富裕層の子弟、しかし彼らにはなお長く辛い道が待っている。(翻訳・編集/KT)

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