世界最大級の卸市場「義烏」、インドからの買い付けが活発に―浙江省

Record China    2009年5月31日(日) 9時28分

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28日、世界経済の規模が縮小する中、隣国同士のインドと中国は貿易高が増加しているという。写真は中国・義烏の卸市場で売られるクリスマス商品。

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2009年5月28日、新華網によると、インド紙「ヒンドゥスタン・タイムズ」紙は24日、世界経済の規模が縮小する中、隣国同士のインドと中国がお互いに助け合い、危機的状況を乗り越えようとしていると報じた。

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金融危機の影響は、世界最大の卸市場と言われる中国浙江省の「義烏」にも及んでいるが、インドの灯籠流し祭やクリスマスを見こんだ商戦がすでに始まっている。上海港や寧波港では、灯籠流し祭に使われる灯籠や、インド神話の猿神ハヌマーンのポスターをはじめ、数々の宗教グッズがコンテナで続々と運ばれていく。いずれもインドにとっては不可欠な商品だ。

一方、中国は金融危機での景気後退により、インドや中東、南米の市場を開拓することが急務となっている。今年4月まで、中国は6か月連続で輸出高が減少したが、インドとの貿易高は2008年には34%増加し、総額518億ドルに達している。(翻訳・編集/岡田)

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