米中関係、選択肢は「平和的共存」のみ=中国はすでに大国―米紙

Record China    2009年5月30日(土) 3時30分

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26日、米国は中国の台頭に冷静に対応し、平和的に共存するほかに選択肢はないとの記事を米紙が掲載した。写真はヘンリー・ポールソン前米財務長官。

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2009年5月27日、環球時報によると、米紙「バルチモア・サン」は26日、米中関係の歴史と現状を紹介し、今後の米中関係について再検討する記事を掲載した。

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記事は、中国はすでに政治的にも、経済的にも、軍事的にも大国となっており、米国は中国に対する考え方を改めるべきだとし、中国の成長を正常な台頭だと見るべきだとしている。米中間では歴史的に何度も衝突があり、現在も多くの軋轢が生じているのは確かだが、米国は中国の台頭に冷静に対応し、中国と平和的に共存するほかに選択肢はないとしている。

中国が軍事力を増強していることについても、中国は過去にロシアやインド、ベトナムなどと軍事衝突を起こしており、こうした歴史的背景を考えれば、現在の中国の軍事費増加も異常なことではないと指摘。中国は米国に取って代わろうとしているわけではなく、仮に米国が存在していなくとも、現在と同様に軍事力を拡大させていたはずだと指摘、中国が旧ソ連のような軍事行動を取ることは考えにくいとしている。(翻訳・編集/岡田)

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