<北朝鮮核実験>中国は強硬姿勢で臨め=日韓台の軍拡招くと懸念―中国紙

Record China    2009年5月28日(木) 11時15分

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27日、環球時報は、フェニックステレビ特約評論員の邱震海氏による北朝鮮地下核実験問題に関する評論「中国は北朝鮮に強硬姿勢で臨むべき」を発表した。写真は09年3月、援助物資として北朝鮮に贈られたゴムベルト。

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2009年5月27日、環球時報は、フェニックステレビ特約評論員の邱震海(チウ・ジェンハイ)氏による北朝鮮地下核実験問題に関する評論「中国は北朝鮮に強硬姿勢で臨むべき」を発表した。

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従来、中国は北朝鮮との長きにわたる友好関係、そして北朝鮮を戦略的な緩衝地帯とみなしていたことから、強硬姿勢には踏み込めなかった。しかし日米韓が北朝鮮経由で中国に侵攻する可能性が低くなった今、緩衝地帯としての意義は薄れている。近年の北朝鮮の行動が中国の国家利益を大きく損ねるなか、友好関係を断絶するわけではないが、強い態度で圧力をかけ、強硬姿勢と友好関係のバランスを図るべきと邱評論員は主張した。

また邱評論員によると、中国と米国の方向性は一致しており、北朝鮮が核保有国としての地位を国際社会に認めさせようとすることを警戒しているという。最大の懸念は地域内での軍拡競争につながること。日、韓、台は核武装の動きを見せてはいないが、それは能力がないためではなく民主主義と透明度の高いメディアに制約されてのものだという。ただし今後、通常戦力の軍拡競争が始まる可能性は高いと分析している。(翻訳・編集/KT)

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