留学中の子に家を買い与える、金持ち中国人!住まい確保だけでなく投資も狙い―豪州

Record China    2009年5月25日(月) 15時35分

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23日、最近豪州で、子供に快適な生活環境を与え、高い投資効果も期待できることから、中国人留学生の親による住宅購入が急増している。写真は北京で説明会を開くオーストラリアの不動産業者。

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2009年5月23日、中国新聞網によると、最近オーストラリアで、中国人留学生の親による住宅購入が急増している。子供を豪州に留学させる多くの裕福な中国人は、我が子に快適な生活環境を与え、かつ高い投資効果も期待できる不動産購入は一石二鳥だと考えている。

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移民と留学を斡旋する中国企業の現地支社によると、同社が今年の旧正月に企画した不動産投資視察ツアーに、100組以上の家族が参加したという。豪経済における金融危機の影響が緩和しつつあり、人民元レートが上昇し、中国と豪州の物価格差も縮小しつつある今が、不動産投資の絶好の機会だと見られている。

息子が豪州公立ロイヤルメルボルン工科(RMIT)大学に留学している浙江省寧波市の李(リー)さんは、「数年後に息子が卒業する時には、不動産価格は上がっている。売却しても、賃貸に出しても、高い収益が期待できる」と不動産購入の理由を話す。

記事によれば、豪州の不動産価格と販売量はともに順調な伸びを示しているという。国内の供給不足が原因で、良い物件には購入希望者が殺到、家賃も上昇しており、特にメルボルンではアパートを探すのが非常に困難になっている。豪州政府と各銀行が、豪ドルは今後も上昇すると予測していることも、中国人による不動産購入の追い風となっている。(翻訳・編集/津野尾)

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