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<レコチャスタッフのつぶやき>留学生にも波及する就職難に一条の光

配信日時:2009年5月14日(木) 20時11分
<レコチャスタッフのつぶやき>留学生にも波及する就職難に一条の光
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100年に一度の経済危機下、中国での就職難は高学歴層の大学生、はたまた日本で学ぶ留学生にまで及んでいるそうだ。写真は在日外国人を対象に行われる「東京国際業界就職・転職フェア」の会場。
100年に一度の経済危機下、中国での就職難は主婦達の雑談にもよく登場する。「今はかなり就職が難しくて、一流大学を出ても屋台で野菜を売ったりすることもあるみたいよ」などという言葉も聞かれるくらいだ。

「本を読めば読むほど、楽で清潔な仕事に就くことが多い」と言われる中国。つまり、学歴や教養が高いほど肉体的に負荷の軽いオフィスワークに就ける、ということだが、世界一の人口大国・中国においても、ホワイトカラー層はごく少数だ。以前は大学進学率がそれほど高くなかったため、ホワイトカラーに憧れはしても遠い夢、というのが現実だったという。一方、屋台で野菜を売るような仕事は、学のないような人がするもの、という観念があった。

とはいえ、この不況下、高学歴組の就職もままならない状況となっている。中国の環球時報によると、09年は約610万人の大学生が就職活動を行うと見られているが、うち27%は就職先がまだ見つかっていない第二新卒(昨年度の卒業生)だという。

実は、私の知り合いの在日中国人留学生も同じように、就職難で悩んでいる。留学生を採用する会社も減り続けているそうだ。

彼女が冗談混じりにこう言った。「日本で就職できなかったら、中国に帰って野菜でも売ろうかな…」。有名国立大学に通う彼女ですら、このような状況である。わたしはアドバイスに困り、ある就職フェアを彼女に紹介した。

5月24日に開催される「第13回東京国際業界就職・転職フェア」は、毎年、在日外国人のために開かれている就職フェアだ。IT業界のグローバル化に伴って年々増加するアジア系人材を獲得する目的で行われており、これまでの来場者数はおよそ8500人、求人企業はのべ320社を数えたという(日本新華僑通信社)。パナソニック、NECグループ、IBM中国、華信コンピュータージャパンなど、そうそうたる企業が集まり、就職活動中の留学生にとっては心強いイベントとなっている。

なんと言っても、この100年に一度の金融危機を乗り超えるには、あきらめずに続ける気持ちがやはり大切だと思う。「世上無難事、只怕有心人」―この世に乗り越えられない困難はない。ただ、やる気があるかどうかだ―。この言葉は在日留学生だけではなく、今年度に卒業する学生の皆さんに捧げたい。拳を握り、一緒に頑張ろう。(文/SF)
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