高地に住む絶滅危惧種ユキヒョウ、人里に現れる―甘粛省

Record China    2009年5月8日(金) 17時31分

拡大

8日、甘粛省の村に先月末、突然巨大な動物が出現したと伝えられた。村人らは「犬か?それとも猫か?」「もしや狐では!?」と見物していたが、実は絶滅危惧種のユキヒョウだったという。資料写真。

(1 / 3 枚)

2009年5月8日、甘粛省臨沙県の村に、突然巨大な動物が出現したと伝えられた。村人らは「犬か?それとも猫か?」「もしや狐では!?」と見物していたが、実は絶滅が危惧され保護対象となっている「ユキヒョウ」(雪豹)だったことがわかった。蘭州晨報の報道。

その他の写真

ユキヒョウがあらわれたのは、甘粛省臨沙県の蘭家堡村。高速道路からもほど近い国道沿いに位置し、人の往来も激しい村だが、4月29日、村人が見慣れない大きな動物が歩いているのを見つけた。「どこの家の猫だろう?」と思ったという。大きな動物は家の屋根に飛び乗り、ゆうゆうと逃げて行った。その後も大きな動物の姿が度々目撃され、「あれは一体なんだ!?」と話題になっていたが、村人の1人が図鑑で調べたところ、ユキヒョウであると判明。このユキヒョウは、村人からの通報を受けた警察の手で捕獲されるところとなった。

ユキヒョウは標高2000〜6000mの場所に住む動物。標高1400mにあるこの村にまで降りてくることは本来あり得ないことだが、食料不足や病気などを原因に、食糧を確保しやすいところまで降りてきたのではないかと、専門家は推測している。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携