世界遺産の街で合法賭博!?市民の怒りが爆発―雲南省麗江市

Record China    2009年5月8日(金) 17時4分

拡大

7日、雲南省麗江市は少数民族ナシ族が暮らす風光明媚な街。古き良き街並みが続く旧市街地の「麗江古城」は97年、世界遺産にも登録されている。そんな清廉でのどかな街に「ゲーム賭博」が氾濫し、社会問題となっている。写真は「麗江古城」。

(1 / 4 枚)

2009年5月7日、雲南省麗江市は少数民族ナシ族が暮らす風光明媚な街。古き良き街並みが続く旧市街地の「麗江古城」は97年、世界遺産にも登録されている。そんな清廉でのどかな街に「ゲーム賭博」が氾濫し、社会問題となっている。法制日報が伝えた。

その他の写真

世界遺産の街におよそ不釣り合いな「ゲーム賭博」。働き盛りの男たちの多くが中毒状態に陥り、中には何日も家に戻らない者まで。家中の財産を使い果たし、強盗や一家心中に至るケースも発生するなど、市民生活を脅かしている。そんな状況に業を煮やした市民らが、地元当局に取り締まりを要求。すると、なぜか「水果機」と呼ばれるゲーム機だけは禁止措置を免れ、「許可」と書かれた当局のシールが張られた。これには「ゲーム賭博を合法化するのか?」と市民らの怒りが爆発。地元弁護士も賭博ゲーム機の設置を禁じた「娯楽場所管理条例第19条」に違反しているとして、当局に説明を求めた。

当局はこれに対し、「多少の“刺激”がなければゲーム業界は滅んでしまう。合法化したのではなく他のもっと悪質なゲーム機を市場から排除するためだ」と説明した。市民の怒りはいまだ収まっていない。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携