<続報>那須塩原の中国人死体遺棄事件、容疑者・被害者ともに元研修生―日本

Record China    2009年5月6日(水) 12時2分

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4日、栃木県那須塩原市の牧場のため池で、ブルーシートにくるまれた男性の刺殺体が見つかった事件で、容疑者・被害者ともに中国からの元研修生で、2人が顔見知りだったことが明らかとなった。資料写真。

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2009年5月4日、栃木県那須塩原市の牧場のため池で、ブルーシートにくるまれた男性の刺殺体が見つかった事件で、容疑者・被害者ともに中国からの元研修生で、2人が顔見知りだったことが明らかとなった。中国新聞社が伝えた。

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日本の華字紙「日本新華僑報」によると、DNA鑑定の結果、遺体の男性は千葉県御宿町久保でマッサージ店を営んでいた中国籍の戴根泉(ダイ・ゲンチュエン)さん(当時30)であることが判明している。戴さんは、02年に研修生として来日。妻子とともに新潟県で生活していたが、その後別居。千葉県に一人移り住み、マッサージ店を開業した。「2〜3か月前から連絡が取れなくなっていた」と戴さんの妻は話している。

県警那須塩原署の捜査本部は1日、入管難民法違反(不法残留)の疑いで逮捕していた中国籍の整体師・付佳男(フー・ジアナン)容疑者(25)を死体遺棄の疑いで再逮捕した。付容疑者は、02年10月に研修生として来日。06年8月から遺体が発見された牧場で働いていたが、08年11月に失踪。その後、戴さんの店でアルバイトをしていたようだ。「金銭的な問題でもめていた」と殺害を認める供述をしている。

捜査本部は先ごろ、付容疑者が犯行に使用したとみられる乗用車を栃木県内で発見した。戴さんの自宅から少量の血痕が発見されており、犯行を裏付ける有力な証拠として鑑定を進めている。(翻訳・編集/SN)

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