<世界卓球>中国が上位独占=その「無敵」ぶりが競技人気の低迷招いた―中国紙

Record China    2009年5月4日(月) 13時20分

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5月3日、世界卓球選手権個人戦は第6日目を迎えた。大会終盤、中国代表は「無敵軍」の名に恥じぬ圧倒的な力を見せつけている。しかし中国の圧倒的な強さが競技の人気を落としたと憂う声も上がっている。写真は中国の李平・曹臻ペア。

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2009年5月3日、横浜市で開催中の世界卓球選手権個人戦は第6日目を迎えた。大会終盤を迎えるなか、中国代表は「無敵軍」の名に恥じぬ圧倒的な力を見せつけている。

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世界卓球の実施種目は男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの5種目。男女のシングルスではともに中国人選手がベスト4を独占、メダル完全制覇の野望を早くも達成してしまった。男子ダブルスではベスト4のうち3チームが中国代表、日本の岸川聖也、水谷隼ペアを包囲している。女子ダブルスではベスト4に2チーム、残るは香港と韓国のペアとなっている。唯一敗退した中国の曹臻(ツァオ・ジェン)・劉詩●(リウ・シーウェン、●は雨の下に文)ペアも対戦相手は中国代表だった。

そしてすでに終了した混合ダブルスでは李平(リー・ピン)・曹臻ペアが優勝を決めている。この優勝で中国代表は混合ダブルス10連覇の偉業を成し遂げた。さらには準優勝も中国代表となっている。

こうしていつも通り中国代表が上位を独占することとなったが、中国国内からこうした事態を憂う声も上がっている。5月4日付の重慶晨報は記事「卓球を傷つけた中国、世界を失った卓球」を掲載、中国が圧倒的な実力を有しているため、卓球人気が世界的に低迷しているとして、中国が海外選手の育成に協力するべきと主張している。(翻訳・編集/KT)

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