コピー商品の裏に中国企業あり、技術の進歩で氾濫―米紙

Record China    2009年5月4日(月) 16時21分

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5月3日、世界のメディアが中国に注目しているという。新型インフルエンザに対する中国政府の対応や、店先に並ぶニセブランドの携帯電話にも取材の目が向けられている。写真は深センの携帯電話市場。

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2009年5月3日、北京紙「新京報」は最近中国が海外メディアの関心を集めていると報じた。新型インフルエンザに対する中国政府の対応のほか、27日付のニューヨーク・タイムズ紙は広東省深セン市の街中で売られている有名ブランドのコピー携帯電話に注目している。

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技術の進歩を背景に、中国ではニセブランド品の製造はますます容易になっているという。携帯電話が特に顕著で、「技術の進歩は従業員わずか10人足らずの零細企業でもニセブランド携帯電話の製造を可能にした」という同紙は、こうしたパクリ携帯電話が中国国内市場の2割を占めるだけでなく、ロシアやインド、中東や欧米にも輸出されていると報じている。

さらに同紙は、「こうした中国製のコピー携帯電話も今後は知的所有権という壁を越えていかねばならない」と指摘。ニセブランドの携帯電話が横行する中国では、玩具や服飾品の製造に携わっていた中小企業が電子部品の製造に次々と転業しており、将来中国は世界の携帯電話の主要生産国になろうとしていると伝えた。(翻訳・編集/本郷)

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