エアバス天津組立工場の1機目が5月試験飛行へ―中国

Record China    2009年4月28日(火) 16時15分

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27日、中国で組み立てられた初のエアバスA320型旅客機が、5月に試験飛行を行うことが明らかになった。

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2009年4月27日、27日付重慶晩報によると、中国で組み立てられた初のエアバスA320型旅客機が、5月に試験飛行を行うことが明らかになった。試験が順調に進めば、6月末にも中国四川航空に納品できる見通し。欧州以外で組み立てられた機体を使用するのは中国国内の航空会社で初となる。

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組み立てを行うのは空中客車(天津)総装有限公司。エアバスが51%を出資し、天津保税区、中国航空工業第一集団公司、中国航空工業第二集団公司など中国側が49%を出資した。06年6月、天津浜海新区に工場を設立することを決め、07年5月に着工した。同工場ではA320型旅客機などの組立作業を行う。エアバスが航空機の組み立て工場を欧州以外に設立したのは今回が初めて。

空中客車(天津)総装有限公司の組立ラインは08年9月28日から稼働。現在はA320型旅客機4機の組立作業を同時進行している。同4機は中国四川航空のほか、海南航空、深セン航空、中国東方航空にそれぞれ納品する。

同社は09年、A320型旅客機6機とA319型旅客機5機の計11機の納品を目指す。また2011年までには月産4機の組み立て体制を整える方針だ。(翻訳・編集/KS)

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