巨大な消費原動力、若き中国富裕層の購買欲に期待高まる!―米メディア

Record China    2009年4月18日(土) 8時31分

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15日、米フォーブス誌のウェブサイトが14日、中国で年齢の低い富裕層が急増しており、消費の大きな原動力になっているとの記事を掲載した。写真は若者の多く集う上海・新天地。

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2009年4月15日、米国経済誌「フォーブス」のウェブサイトが14日、中国で年齢の低い富裕層が急速に増加しているとの記事を掲載した。とくに中小都市で若い富裕層が急増する傾向が顕著だという。環球時報が伝えた。

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中国市場研究グループ(CMR)のShaun Rein代表によれば、中国で消費の中心に位置するのは32歳以下の層だという。米コンサルタントの大手であるマッキンゼー社の報告では、中国の富裕層は日本やアメリカと比べて20歳若く、45歳以下が富裕層に占める割合は80%にのぼる。ある会計士は、中国では全体的にみると貯蓄率が高いものの、こうした若い富裕層の大部分は、蓄えるよりも消費する傾向にあると指摘している。

記事では、中国富裕層のこういった特徴をうまく利用すれば、例えば従来は中高年をターゲットにしていた高価な老化予防化粧品を扱うメーカーなども、若者層に向けて早期アンチエイジング対策の効果を宣伝すれば、より活発な消費活動を促すことが出来ると指摘している。マッキンゼー社の報告でも分析されているが、グッチやルイ・ヴィトンなどは、中国での主要消費者層の年齢と同ブランドが手掛ける商品のデザインには22〜32歳という大きなギャップがあることをすでに認識しており、若い消費者をターゲットにしたデザインと価格設定のバックを展開するといった戦略がとられている。(翻訳・編集/岡田)

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