米や電気代はいくら?中国人観光客がガイドを質問攻め―台湾

Record China    2009年4月19日(日) 8時30分

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15日、中国本土から台湾への観光が解禁され、同地の観光経済の活性化に大きな影響を与えている。中国の観光客はどんな些細なことも聞いてくるため、台湾のガイドは四苦八苦しているという。写真は台北各地を観光する重慶市民。

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2009年4月15日、台湾の夕刊紙「聯合晩報」14日付けの記事によると、中国本土からの台湾観光が解禁され、雇用機会の多いツアーガイドになりたい、という人が増えているが、現実は決して甘くないらしい。「中国新聞網」が伝えた。

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「中国本土からの観光客をガイドすると、まずマナーや習慣の違いに驚かされる」とあるガイドは話す。本土の人の台湾への知識は決して少なくなく、言葉の上でも大きな違いはないものの、中国本土の人が何でも聞きたがるのに閉口するという。「家の電気代はメーターでいくら?」「米は500gいくらだ」などなど、こうした質問にいつでも答えられるようにしておかなければならない。また、何日もガイドをするとなると話題も多く準備しておかなければならず、それが苦痛になるのだと明かす。

しかし、中国本土からの観光客増加は、台湾の観光収入増に直結する。本土からの観光客の消費を促すためにはガイドのトーク技術を上げるよう必要があると、あるベテランガイドは指摘しており、「台湾のウーロン茶は何種類あるか」といった質問に答えられないようではガイド失格だと話している。(翻訳・編集/岡田)

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