<中華経済>ペトロチャイナ=タリム油田の第1四半期ガス生産、例年より10%増―中国

Record China    2009年4月4日(土) 5時26分

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3日、中国石油最大手の中国石油天然気股〓(にんべんに分)有限公司(ペトロチャイナ)が新疆ウイグル自治区に保有する傘下油田「タリム(塔里木)油田」で、09年第1四半期(1−3月)の天然ガス生産量が例年より10%前後多い48億立方メートルとなった。

2009年4月3日、3日付香港・経済通によると、中国石油最大手の中国石油天然気股〓(にんべんに分)有限公司(ペトロチャイナ)が新疆ウイグル自治区に保有する傘下油田「タリム(塔里木)油田」で、09年第1四半期(1−3月)の天然ガス生産量が例年より10%前後多い48億立方メートルとなった。「西気東輸(西部のガスを東部に送る)」プロジェクト向けのガス供給量が増える中、生産を強化したことが背景にあるとみられる。

04年から開始した「西気東輸」プロジェクトでは、タリム盆地で生産された天然ガスを中国東部に向けて供給。4月初旬までにタリム油田から供給された累計の天然ガス供給量は計490億立方メートルに到達。現在1日当たりの輸送量は4700万立方メートルとなる。パイプラインを通じて、14省・80以上の都市にガスを供給している。同プロジェクトの天然ガス輸送量は07年が130億立方メートルを超え、08年は150億立方メートルに達する見通し。

タリム油田は中国最大規模のガス生産量を誇り、最新の調査結果によると、現時点で確認されているガスの埋蔵量は10兆立方メートルを超える。今後30年以上にわたって年200億立方メートルのガスを東部に供給することが可能だとされる。(翻訳・編集/KS)

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