<中華経済>3月=PMIは4カ月連続上昇、景気判断の50を回復―中国

Record China    2009年4月4日(土) 5時28分

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3日、中国物流・購買連合会(CFLP)が2日発表した09年3月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は52.4%だった。資料写真。

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2009年4月3日、2日付中国証券報によると、中国物流・購買連合会(CFLP)が2日発表した09年3月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は52.4%だった。2月を3.4ポイント上回り、過去最低となった11月を底に4カ月連続で上昇。景気の拡大と縮小の分かれ目である50を6カ月ぶりに回復した。

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PMIを構成する各指数をみると、製品在庫指数が前年同月比1.0ポイント低下した以外、その他指数は平均3ポイント上昇した。生産指数、受注指数、輸出受注指数などは4ポイント以上上昇した。中国政府が昨秋以降に打ち出した内需刺激策の効果が表れ始め、製造業の生産が徐々に回復したとみられる。

同連合会は国家統計局の委託でPMIを算出している。PMIは景気の先行指標と言われ、国家統計局の馬建堂局長は同日、「中国経済が安定した回復期に入ったと判断できる」と述べた。

ただCLSAアジア・パシフィック・マーケッツが31日に発表した同月のPMIは44.8で、2月の45.1から低下した。指数結果の相違について中国社会科学院中国経済センターの劉●輝(●は火へんに日+立)主任は、中国物流・購買連合会の調査対象は中・大企業が多いことが要因と説明。重点事業への銀行融資を奨励する政府の景気対策を追い風に、経営活動の回復がまず大手企業から表れ始めたと判断できる。(翻訳・編集/HI)

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