「台湾もチベットも不可分の領土」中国国家主席との会談で―仏大統領

Record China    2009年4月3日(金) 1時5分

拡大

1日、中国の胡錦濤国家主席とフランスのサルコジ大統領はロンドンで首脳会談を行い、世界的な金融危機への対策などについて意見交換した。写真はG20を前に北京で展示された各国首脳の巨大肖像画。

(1 / 4 枚)

2009年4月1日、中国の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席とフランスのサルコジ大統領はロンドンで首脳会談を行い、世界的な金融危機への対策などについて意見交換した。新華網が伝えた。

その他の写真

胡主席はまず、「今年は両国の国交樹立45周年にあたる」と強調。その上で「過去の経験が我々に与えた重要な啓示」を3点挙げた。「安定した中仏関係は双方の利益につながる」「社会制度や文化などが違うため、いくつかの問題で意見の相違があってもおかしくない」「国連の常任理事国同士、協力関係を深め、世界の平和や発展に貢献したい」というものだ。

胡主席また、昨年12月にサルコジ大統領がダライ・ラマ14世と会談し、意見の対立が続いていたチベット問題について、フランスが「チベットは中国の不可分の領土である」ことを改めて認め、「いかなる形でもチベット独立を支持しない」としたことに対し、賞賛の意を示した。

一方、サルコジ大統領は、「中仏関係がいかに変化しようとも『中国は1つである』という認識は変わらない。台湾もチベットも中国の不可分の領土だ」と強調、全面的な関係修復を「非常に嬉しく思う」とした。また、「今後は政治、経済、外交のあらゆる分野で協力関係を深め、共同で国際金融システムの改革に取り組みたい」と前向きな姿勢をアピールした。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携