中国本土の富豪、主な投資先は香港―中国

Record China    2009年4月2日(木) 19時40分

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1日、中国本土の富豪の主な投資先は香港だと、香港紙が報じた。中国では2008年に投資可能資産が約1億4000万円を超える個人が30万人に達している。

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1000万元(約1億4000万円)以上の個人が30万人を超え、その投資可能資産総額は中国の国内総生産(GDP)の29%にあたる8兆8000億元(約123兆2000億円)にも達している。ある調査から、彼ら“富豪”の主な投資先は香港だということが分かった。香港「明報」紙の報道を中国新聞網が伝えた。

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調査を行ったのは中国招商銀行と米コンサルティング大手・べイン社。この「2009中国個人資産報告」によると、資産が1000万元を超える個人が最も多いのは広東省で4万6000人。以下、上海、北京と続いた。

調査によれば、こうした富豪が投資先として選んでいる海外市場は香港が最も多い。その理由として、文化的差異が小さいことや、香港の市況が比較的把握しやすいこと、中国人民元を扱うことができる唯一の国際金融市場であるため本土投資家が海外投資の中継ポイントとして選びやすいことが挙げられている。(翻訳・編集/岡田)

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