米国の鶏肉輸入制限、「両国の貿易に悪影響」と抗議―中国商務部

Record China    2009年3月17日(火) 14時35分

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16日、中国商務部は、米議会が09年度歳出予算案で中国からの家禽輸入を制限する条項を承認したことについて、「両国の貿易に悪影響を及ぼす」と抗議した。写真は上海の農産品卸売市場。

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2009年3月16日、中国商務部の姚堅(ヤオ・ジエン)報道官は、米議会が2009年度歳出予算案で中国からの家禽輸入を制限する条項を承認したことについて、「両国の貿易に悪影響を及ぼす」と抗議した。新華網が伝えた。

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米議会で承認された同案は、「本法案下で割り当てられる資金が、中国からの家禽輸入を許可する規則の制定または実施に使用されることを禁止する」と定めている。姚報道官はこれに対し、「中国からの調理済み鶏肉が輸入規制されれば、中国の加工メーカーやその背後に控える多くの農民に深刻な影響を与える」と強く反発。「貿易は互いに利益を得なければならない。米国が本当に輸入規制を実施するなら、両国の貿易環境や政策に悪影響を及ぼすことになる」と強調した。

また、すでに米国の駐中国公使など外交ルートを通じて何度も抗議を申し入れたことを明かし、「中国側は引き続き交渉を続けていく」という考えも示した。(翻訳・編集/NN)

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