室内の空気汚染による死亡者、毎年11万人超す―中国

Record China    2009年3月16日(月) 10時19分

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14日、中国では室内の空気汚染が原因で、毎年11万人以上が亡くなっていることがこのほど明らかになった。写真は子ども部屋の空気汚染度を測定する北京市民。

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2009年3月14日、中国では室内の空気が汚染していたことにより体の不調を訴える人が急増しており、毎年11万人以上が亡くなっていることがこのほど明らかになった。中国新聞網が報じた。

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ある統計によると、毎年室内の空気汚染が原因で、健康に不調をきたし通院している患者数は22万人を、また急激に体に異変を感じ病院に担ぎ込まれた人は430万人を超え、約11万1000人が死にいたっているという。室内空気汚染が原因の肺がん発病率は、毎年26.9%という驚異的なスピードで増加している。

汚染の主な原因は、室内の壁や床に使われた材木や塗料などに、人体に有害な物質が含まれていたことや、タバコや調理の際に出た煙があげられる。この深刻な状況に対し、先日の全国政治協商会議上でも、北京市党委員会副主委員の謝朝華(シエ・チャオホア)弁護士により、公共場所の空気汚染改善にむけ政府が本格的にのりだすべきだと提言された。(翻訳・編集/MY)

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