<山寨文化>ただのパクリ?必要悪?若手人気作家が社会現象を斬る―中国

Record China    2009年3月10日(火) 11時54分

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7日、人気若手作家の韓寒氏が自身のブログで、現在の中国を席捲する「山寨文化」についての意見を述べた。「山寨」とは人気製品を模倣して製作することを指す。果たしてこれはただの「パクリ」なのか「必要悪」なのか。写真は韓寒氏。

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2009年3月8日、人気若手作家の韓寒(ハン・ハン)氏が自身のブログで、現在中国全土を席捲している「山寨文化」についての意見を述べたと伝えられた。「山寨」は大手メーカーの製品や人気テレビ番組などのメジャーな事物を小規模メーカーなどが模倣して製作することを指す。果たしてこれはただの「パクリ」なのか「必要悪」なのか、議論が分かれるところだ。

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韓寒氏がとりあげた「山寨文化」は、現在の中国で社会現象となっている一種の「パクリ」の横行を指している。「山寨」とはもともと盗賊などが山中にこしらえたアジトを指すが、最近では、正規ライセンスを持たず製品開発力にも乏しい企業が、大手製品などを模倣したコピー商品を生産することを指して使われる。代表的なものには携帯電話があり、大手製品に遜色ない機能を有しながら価格設定が低めのため、低所得者の注目を浴びている。また、人気テレビ番組を模した「山寨番組」や容姿のそっくりな「山寨芸能人」まで登場している。

韓寒氏は7日付のブログ上で「『山寨文化』なしに今の中国はない」とのタイトルで意見を述べた。記事によると「ただのコピー製品と山寨製品は分けて考えなくてはならない。多くの人は山寨文化の横行によって、中国が『パクリ大国』へ堕落すると考えているが、心配は無用だ。中国はそもそも『山寨国家』なんだ。近代中国はソ連の模倣からはじまっている。いわゆる『××思想』『××理論』なんてものも、もともとはどこかの模倣なんだ。でも、こうした模倣があってこそ、今の中国があるんじゃないか。法制度が整備されれば、次第に山寨文化は消えていくさ」と語っている。

これまで数々の問題発言やお騒がせ事件で話題となってきた韓寒氏は、「80年代生まれ」を代表する26歳の若手作家。17歳の時に執筆した小説「上海ビート(原題:三重門/2000年出版)」が累計130万部のベストセラーとなったカリスマ作家。ブログ上でたびたび世間をあっと言わせる意見を発表している。(翻訳・編集/愛玉)

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