<偽ブランド>ヴィトンが上海企業を告訴、セリーヌ・ディオンも購入?―中国

Record China    2009年3月8日(日) 13時5分

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6日、仏高級ブランドのルイ・ヴィトンはコピー商品を販売していた上海の貿易会社を商標権の侵害で告訴。同社に対し100万元(約1400万円)の損害賠償を求めている。写真は北京で押収された1000点近いニセブランド品。

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2009年3月6日、人民日報電子版「人民網」は、フランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」が同ブランドのコピー商品を販売していた上海の貿易会社に対し、商標権の侵害を理由に100万元(約1400万円)の損害賠償を請求する訴訟を起こしたと報道。

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訴えられたのは世界的な高級ブランドのコピー商品を専門に扱っていた販売店の親会社「上海仲●貿易有限公司」(●は雨冠に文)と同社の経営責任者2人。今月5日に上海市第一中級法院(裁判所)にて初公判が開かれる予定だったが、延期された。問題の販売店では、昨年4月に上海でコンサートを行った歌手のセリーヌ・ディオンもスタッフ8人とともに訪れ、偽ブランド商品を9点購入している。

同貿易会社には昨年12月に偽ブランド品販売の罪で5万元(約70万円)、経営者2人にはそれぞれ懲役5か月と罰金3万元(約42万円)の刑が下されている。同社は02年12月、04年6月、07年5月の3回にわたって偽ブランド商品の販売で工商局管理部門の摘発を受けていたが、依然として違法な販売を続けていた。昨年8月に上海市公安局が同社を捜索。ルイ・ヴィトンのコピー商品55点のほかにCHANEL、GUCCI、ROLEXなどの高級ブランドのコピー商品251点、総額122万元(約1700万円)相当を押収している。(翻訳・編集/本郷)

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