2009年3月4日、広州アジア大会組織委員会は記者会見を開き、2010年の広州アジア大会では海外での聖火リレーを中止すると発表した。新華網が伝えた。

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アジア大会の海外での聖火リレーは、毎回恒例となっていた。同委員会によると、今回の実施についてはこれまで何度も検討が重ねられてきたが、結局、「コストが高くなること」と「妨害を受ける可能性があること」を理由に中止が決定された。聖火リレーは中国国内に限定し、2010年8月下旬に採火式を行った後、開幕日の11月12日まで各地を回ることになるという。

昨年8月の北京五輪聖火リレーでは、中国政府の人権政策を批判する団体などが各地で大規模な妨害活動を展開した。今回の決定はこうした動きを警戒したものと見られる。（翻訳・編集/NN）