<動物像競売>8割が「中国に返すべき」、地元紙のネット調査で―フランス

Record China    2009年3月5日(木) 11時52分

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4日、清朝末期に北京・円明園から略奪された動物像が競売にかけられた問題で、フランス人の8割以上が「中国に返還すべき」と思っていることが分かった。写真は北京で公開された動物像のレプリカ。

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2009年3月4日、清朝末期に北京・円明園から略奪された動物像が競売にかけられた問題で、フランス人の8割以上が「中国に返還すべき」と思っていることが分かった。中国新聞網が伝えた。

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仏紙フィガロ(電子版)が行ったアンケート調査で明らかになった。同紙は動物像を落札した中国人が「金は支払わない」と会見した2日、インターネット上で緊急アンケートを実施。「所有者のピエール・ベルジェ氏は動物像を中国に返すべきか?」と質問したところ、同日夜6時48分(現地時間)までに5万1680人が回答。「返すべき」と答えた人は81.48%に上った。

落札者である中国の民間組織「海外流出文化財救出基金」顧問の蔡銘超(ツァイ・ミンチャオ)氏は「落札したのは競売を阻止するため。金は支払わない」と表明しているが、ベルジェ氏は「引き続き自分の手元に置くまで」と話している。そのため、「返すべき」と答えた人からは「ベルジェ氏は複製を作れば良い」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/NN)

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