<上海万博>上海〜杭州高速鉄道が起工、所要時間わずか38分に―中国

Record China    2009年2月27日(金) 8時10分

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26日、上海と杭州を38分で結ぶ「滬杭高速鉄道」が正式に起工した。2010年の上海万博開催前までの開通が予定されている。写真は上海市内を走るリニアモーターカー。

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2009年2月26日、都市快報によると、上海杭州を結ぶ「滬杭高速鉄道」が正式に起工した。2010年の上海万博開催前までの開通が予定されている。

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滬杭高速鉄道は杭州で計画されている4路線と、ターミナル駅となる杭州東駅からなる交通プロジェクトの中心的存在。上海〜杭州間の所要時間はこれで38分となり、現在の最速路線と比べても40分短縮されることになる。さらに、杭州と南京を結ぶ「杭寧高速鉄道」、杭州と寧波を結ぶ「杭甬高速鉄道」など他の路線も、滬杭高速鉄道の起工と同時に拡張工事が開始され、全面開通すれば、上海・杭州・南京の各都市間が平均1時間で結ばれることになるという。

滬杭高速鉄道は総工費296億8000万元(約4250億円)。総延長159kmで、最高速度は350km/h。各停車駅は、上海の虹橋―松江南駅―金山北駅―嘉善南駅―嘉興南駅―桐郷―海寧西駅―余杭南駅―杭州東駅となっている。開通当初の予定運行本数は1日当たり上下合わせて210本だが、最終的には235本が予定されており、年間輸送能力は8000万人となっているという。(翻訳・編集/岡田)

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