<中国人未成年失踪>原因となったカジノ閉鎖、5千人を送還―ミャンマー

Record China    2009年2月12日(木) 20時49分

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11日、昨年8月以降ミャンマーとの国境地帯で中国人未成年者が相次いで誘拐された事件に関し、ミャンマー側は事件の原因となった国境周辺地区のカジノすべてを閉鎖し、5000人以上の中国人を送還した。写真はミャンマーとの国境に近い雲南省保山市。

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2009年2月11日、雲南省徳宏州公安部によると、昨年8月以降ミャンマーとの国境地帯で山西省運城市出身の中国人未成年者が相次いで失踪し身代金を要求された事件に関し、ミャンマー側は事件の原因となった国境周辺地区のカジノすべてを閉鎖した。また、この措置に伴い、ミャンマーから5000人以上の中国人が送還された。新京報が伝えた。

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雲南省国境警備隊の関係者によると、問題のカジノは同省徳宏州と隣接するミャンマーのバンワ地区などにあり、電力や水、携帯電話用の電波等はほとんどが中国から提供されていた。失踪事件の原因となったカジノの根絶を目指す中国側は、ミャンマー側と協力の上、これらのライフラインを完全に切断するとともに道路も封鎖。

また、問題を重視したミャンマー側もこれまで10年近く合法としてきた同地区のカジノを違法とし、同地区カジノ経営委員会の解散を宣言して各カジノを強制的に閉鎖した。この措置に伴い、同地区などに滞在していた中国人5000人以上がすでに送還された。

中国側の関係部門では、住民に対し再教育を徹底するなどカジノ根絶を目指すとともに、国境周辺地区の警備に引続き力を注いでいく、としている。(翻訳・編集/HA)

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