<粉ミルク>仏系で乳児48人に被害?!メラミン汚染疑惑を調査―中国

Record China    2009年2月12日(木) 10時53分

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11日、上海市品質技術監督局は仏食品大手ダノン傘下のブランド・Dumex(中国名・多美滋)の粉ミルクのメラミン汚染疑惑について調査を始めたことを明かした。写真はスーパーで販売されているDumex製品。

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2009年2月11日、上海市品質技術監督局は、仏食品大手ダノン傘下のブランド・Dumex(中国名・多美滋)の粉ミルクがメラミンに汚染されていたという疑惑について調査を始めたことを明かした。新華社が伝えた。

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さきごろ米政府系ラジオ局・ラジオフリーアジアはDumex製粉ミルクにより乳児48人が腎臓結石にかかるなどの健康被害を受けたと報じた。上海市品質技術監督局はこの報道に基づき、昨年9月14日以前の製品を対象として調査を始めたという。

Dumex社によると、メラミン汚染粉ミルク事件が発生して以来、同社製品は中国政府によるサンプル調査を受けており、メラミンが含まれていないことは確認済みという。同社の蒲家彬(プー・ジアビン)中国地区対外事務総監は、48人の乳児の被害と同社製品の関連性についてはいかなる医学的な発表、証拠もないと反論した。メラミン汚染粉ミルク事件では、中国メーカー製品が軒並み汚染されていており、海外ブランドの信頼性が改めて評価されていた。新華社によると、Dumex製粉ミルクも有力な製品として高い市場シェアを握っているという。問題が海外メーカーにも飛び火すれば、消費者に与える打撃は大きいと予想される。(翻訳・編集/KT)

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