「花より男子」中国版はパクリで拝金主義!?撮影地の大学キャンパス猛反発―福建省アモイ市

Record China    2009年2月12日(木) 11時55分

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10日、日本の人気コミック「花より男子」は台湾、日本、韓国に続いて中国でもTVドラマ化が決まったが、「中国版はパクリ」「拝金主義は大学のイメージを損ねる」などとして撮影地のアモイ大学の学生らは猛反発している。写真は台湾版で主演を務めた「F4」。

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2009年2月10日、「信息時報」によると、日本の人気コミック「花より男子」が中国でもTVドラマ化されることが決まったが、その撮影が福建省アモイ市のアモイ大学で行われることになった。同大の学生らは「伝統ある大学のイメージを著しく損ねる」として猛反対しているという。

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台湾で01年に「流星花園」というタイトルでドラマ化された「花より男子」。登場人物の「F4」は大人気を博し、演じた俳優4人はそのまま「F4」として売り出し、歌手デビューも果たした。彼らはアジア各国で今なお多くのファンの支持を得ている。その後、同作は日本や韓国でも次々とテレビドラマ化されたが、中国ではタイトルを「流星雨」に変え、脚本も大幅に変えて、恋愛色の薄い青春ドラマになるという。

これについてアモイ大学の学生は「ドラマはパクリなのに、撮影に使われる大学は本物なんて許せない」「キャンパスで『パクリF4』なんか見たくもない」と反発。なかには「アモイ大学がもっと有名になるからいいんじゃないの?」という声もあるが、「大金持ちをあがめるようなパクリドラマに使われれば、80年以上の歴史を誇る同大のイメージに傷がつく」という意見が圧倒的。

これに対し、「流星雨」製作担当者は「アモイ大学は景観が美しく、放送時の夏に合わせた撮影に気候もぴったり。脚本は独自のものだからパクリではない。貴公子をあがめるのではなく、立身出世がテーマだ」と説明している。(翻訳・編集/本郷)

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