<特集・C-POP男性歌手列伝9>著名音楽一家出身のサラブレッド―ジャスティン・ロー

Record China    2009年1月28日(水) 19時24分

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90年代初頭の「四大天王」台頭から、現在の創作系R&B歌手ブームまで、香港・台湾の代表的な実力派男性歌手らを紹介しながら、C-POPの歴史を紐解く。第9回は、売れっ子作曲家から転進した著名音楽一家出身のサラブレッド、ジャスティン・ロー。

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かつては歌唱力が最重要視され、歌謡曲調のポップスが席巻していた香港・台湾の音楽シーンだが、近年は自身で創作もこなす新勢力が台頭してきている。この特集では90年代以降の代表的な男性実力派歌手らを振り返り、C-POPの歴史を紐解く。

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著名編曲家のテッド・ロー(羅尚正)をおじに持つ、音楽一家出身のジャスティン・ロー(側田)。幼少から児童合唱団に所属、5歳でCMソングを歌い、6歳で作曲を始めた「音楽才子」は、大学卒業後、しばらくはデザイナーとして活動していた。03年より、前出のテッド・ロー氏の取り持ちで売れっ子作曲家のマーク・ロイ(雷頌徳)とタッグを組み、数々のヒット曲を作詞・作曲する。05年に自身も歌手としてもデビューすると、たった1枚のアルバムリリースによって、香港人歌手の憧れの殿堂・香港コロシアムでの公演を実現、本来はキャリアを積んだ歌手にしか許されない栄誉を手にした。80年代の香港ポップス全盛期の流れを汲みつつ、さまざまな曲風をこなすオールラウンダーである。

●ジャスティン・ロー(側田)

76年7月1日生まれの32歳。ニューヨーク生まれの香港育ち。05年にデビュー。本名は羅定偉。シングル「情歌」で、YAHOO!人気検索大賞の「10大人気歌曲賞」など8部門を制覇する。代表曲に「好人」「KONG」「三十日」など。(翻訳・編集/愛玉)

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