2009年1月26日、新華社通信（電子版）によると、中国商務部の陳徳銘（チェン・ダーミン）部長はこのほど、中国はこれまで通りいかなる政治的な条件も付与せず、アフリカ諸国への援助をできる限り行い、アフリカ各国の社会的発展と公益事業の拡大に対し注目し続けていくことを明らかにした。

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中国のアフリカ各国への援助規模はここ数年拡大し続けており、09年の援助規模は06年の2倍になる予定。また、これまでにアフリカ22か国と優遇貸付の基本契約を結んでおり、プロジェクト33件に適用されるという。

一方、債務免除に関しては、アフリカ33か国に対し、05年末が返済期限の債務168件を免除する計画で、すでに32か国、150件の債務について免除契約の締結を完了している。

陳部長は1月中旬、中国政府の経済貿易代表団を率いてケニア、ザンビア、アンゴラのアフリカ3か国を訪問した際、「中国はアフリカの公共施設やインフラ建設を強化し、病院や学校、スポーツセンターや文化施設などの建設に重点を置き、アフリカ各国の疾病予防能力や農業生産レベルの向上についてもサポートして行きたい」との意向を示した。（翻訳・編集/HA）